焚き火をプロデュースする「焚き火の会」PRESENTS

焚き火のススメ

Let's enjoy a bonfire.

焚き火の炎と癒し

焚き火の炎を見つめながらゆっくり流れる時間は自然と心が穏やかになり、心身共に癒されていると実感できます。何時間見ていてもまったく飽きません。飽きないというより「ずっとこの状態を持続したい」という気持ちが生まれます。それこそが癒されていると実感できることなのです。 なぜなら自然界に存在する波の音、星の瞬き、風の吹く音、小川のせせらぎ、ろうそくの炎などの波長は「1/fの揺らぎ」を持っており、当然焚き火の炎にも「1/fの揺らぎ」の法則があります。規則的でも不規則でもないその揺らぎが、人の心を癒す効果があると言われています。

文明が発達しデジタルで出来た現代社会の中では曖昧な「揺らぎ」は徐々に薄れていきます。大自然と関わりが薄くなってきた現代人の緊張を癒すためにも「1/fの揺らぎ」の法則は有効であり、今後「焚き火」は都市で生活する我々に必要不可欠なものになるでしょう。

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人と火の関わり合い

遙か昔、人は火で暖を取り、調理や獣から身を守るのに使い、それにより個体数を増やしていった。火を使った調理によりタンパク質や炭水化物を摂取するのを容易にしたし、火によって夜間でも行動ができるようになった。もしくは寒冷地にも住めるようにもなり、様々な獣や虫除けにもなった。また、当初は火を起こすのが難しかったため、火は集団生活で共用されるべきものとなり、それにより集団生活の必要性が増した。 火が人を守り人を育て、進化する上で欠かせないものであった事が、今日の炎に対する思いに繋がっているのかも知れない。

癒しを求めて山へ

昭和の頃、各家庭に焼却炉がある地域があったり、秋には掃除をして集めた落ち葉で焼き芋を焼いたり、生活の中に火や炎がありました。「サザエさん」で見られた道ばたで焚き火をする光景も今や昔、敷地内であろうと火を焚くと消防署に通報され、罰せられる時代になりました。家庭内でもオール電化が進みガスコンロはIHクッキングヒーターに代わり、石油ストーブもエアコンに取って代わり、本当に火そのものを見る機会も減りました。家に暖炉がない人たちには炎そのものが遠い存在になりかけています。

そして今や炎で癒されたいとしたら「焚き火が出来るキャンプ場」に行かなければなりません。ここが最後の砦です、ここを奪われたらこの国では焚き火そのものが出来なくなってしまいます。なので焚き火をする方々はルールを守り事故や怪我がないように細心の注意を払わなければなりません。くれぐれも山火事にしないよう気をつけて下さい。

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直火禁止のキャンプ場

「焚き火の出来るキャンプ場」といえど色々ルールを設けている所もあります。曰く「直火は不可」「指定された場所以外不可」とか「炭は可だけど薪は不可」などです。 現地に行って「こちらのやりたい条件と違う」などとキャンプ場側とトラブルを起こさないように、予め調べるかキャンプ場に問い合わせをするようにしましょう。 中には「直火可」のキャンプ場もありますが、石や砂利の上ならともかく土の上であれば直接焚き火はせず「焚き火台」などを使用するようにして下さい。土の上で直火で焚き火をするとその後一定期間草が生えてきません。土の中の微生物や有機物が死滅してしまうからです。焚き火を楽しむという事は「揺らぎ」を感じ自然と一体化するという事です。多くの人たちが焚き火を楽しめるよう、焚き火を愛する人たちの心構えが肝心です。

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